発刊日2021年6月1日
定価1,210円(税込)
月刊生産財マーケティング 2021年 6月号
特集 ~Special Feature
海外市場の今日と明日商機が外需にあり
工作機械は外需の回復が進んでいる。最大のけん引役は好調な中国市場だが、欧米向けの受注額も新型コロナウイルス禍前の2019年中ごろの水準まで戻り、インドなどの新興市場も着実に回復しつつある。だが、世界各国の感染症の動向をはじめ、コロナ禍を背景としたサプライチェーンの混乱や海上輸送費の高騰、米国と中国の貿易摩擦問題や地政学的リスクなど、懸念材料は多い。一寸先は闇で、今後の海外市場の動向を見通すのは非常に難しい。とはいえ、内需が伸び悩む今、工作機械メーカー各社が商機をつかむには、いかに外需を取り込むかが肝心だ。本特集ではさまざまな視点から、海外市場を分析して紹介する。